近年、スピード感と役の派手さから非常に人気が高まっている「三人麻雀(サンマ)」。ふだん四人麻雀(ヨンマ)をメインで打っている方がサンマを始めると、最初に戸惑うのが「点数計算とスコアの集計ルール」の違いです。
サンマはヨンマに比べてルールが多様で、地域やグループによって計算方法が異なるケースが多く、手計算での集計トラブルが起こりやすい傾向があります。今回は、サンマとヨンマの計算・集計上の主要な違いを整理して解説します!
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1. 根本的なルールの違い(基本)
まず前提として、サンマとヨンマでは卓を囲む人数以外に、以下のゲーム仕様が異なります。
- ▪使用する牌の数: サンマでは萬子(マンズ)の `2` から `8` までを除外した計108枚を使用します(ヨンマは136枚)。これにより、索子(ソーズ)・筒子(ピンズ)の染め手や、国士無双などの役が作りやすくなります。
- ▪北(ペー)の扱い: サンマでは「抜きドラ」として扱うルールが一般的です。あるいは、共通の風牌(役牌)として扱うルールもあります。
- ▪チーの禁止: サンマでは上家(カミチャ)という概念がないため、チー(順子を作る鳴き)ができません。ポンやカンのみが可能です。
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2. ツモアガリ時の「点数支払いルール」の違い(ここが最重要!)
ヨンマでは、ツモアガリした時の支払いは「親が半分、子が残りを折半(例:満貫ツモ=子2000点・親4000点)」と、極めてシンプルです。
しかしサンマでは、3人で支払いを分担するため、いくつかの計算ルールが存在します。
# ① ツモ損(ツモぞん)ルール
主にネット麻雀(天鳳や雀魂など)で採用されているルールです。
- ▪仕組み: ヨンマの点数表をそのまま流用し、いないプレイヤー(4人目の枠)の分の支払いを「アガった人が損をする(回収できない)」とするルールです。
- ▪例: 子の満貫ツモ(2000点・4000点)の場合、親から4000点、子から2000点をもらい、合計6000点しか手に入りません。(※ヨンマでは合計8000点になります)。
- ▪特徴: ツモアガリよりもロンアガリの方が点数が高くなるため、戦略に影響を与えます。
# ② 丸取り(まるどり)/ 支払額折半ルール
関西のフリー雀荘などで多く見られるルールです。
- ▪仕組み: アガり点(例:満貫なら8000点)を、支払う2人で折半、または親と子の比率に合わせて満額を回収できるようにするルールです。
- ▪例: 子の満貫ツモ(8000点)の場合、ツモ損なしで親が5000点、子が3000点を支払う、といった調整が行われます。
- ▪特徴: ロンでもツモでも得られる合計点数が変わりません。
# ③ 千点加算ルール
- ▪仕組み: ツモアガリ時に、通常のツモ損支払いに「全員が1000点ずつ上乗せして支払う」などの調整を行うルールです。
このように、サンマではツモアガリ時の点数が「ツモ損」か「丸取り」かによって合計得点が変わり、スコア集計時の「全員の合計点」の整合性チェックを難しくする原因になります。
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3. スコア集計・順位点の違い
ゲーム終了後の成績集計時にも、以下のような違いがあります。
# ヨンマの一般的な集計
- ▪オカ: 25,000点持ちの30,000点返しの場合、トップがオカ(差額の20,000点)を獲得します。
- ▪ウマ: 一般的には `+10, -10` や `+20, +10, -10, -20` など、順位に応じたポイント(順位点)が加減算されます。4人の合計収支は必ずプラマイゼロ(±0)になります。
# サンマの一般的な集計
- ▪持ち点と返し点: 35,000点持ちの40,000点返しなどが一般的です。
- ▪ウマの比率: 3人のため、例えば「トップ:`+20`、2位:`±0`、3位:`-20`」や、「トップ:`+30`、2位:`-10`、3位:`-20`」など、傾斜のつけ方がグループによって異なります。
- ▪沈みウマ(シズミウマ): 返し点(例: 40,000点)を下回ったプレイヤー(沈んでいる状態)に追加のペナルティが課されるルールもあります。
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4. 「みんなで麻雀帳」でサンマとヨンマをスマートに管理
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